かばんには好きなものとニラを詰めて

WESTに沼落ちした社会人女の独り言です

推しの話。

こんにちは、ユウです。

 

 

『RainboW』の発売時期、たくさんの雑誌でWESTさんを拝見することができてめちゃくちゃ楽しかったあの時期に、じわじわと小瀧さんに沼落ちしていたので今さらながら感情まとめました。

 

というのもmg No.4での小瀧さんのインタビューが自分でもびっくりする位刺さったので、鉄は熱いうちに打てということで(結局ガチガチの小瀧担になってますが)勝手にマーカー引いて付箋つけて『ここ好き!』をペタっとしていく作業、楽しくやっていきたいと思います。

 

かなり自分の感覚というか考えが強めに出ている内容になっています。

勝手に想像して楽しむ描写が多いのです、ご了承ください…

 

さて、でっかくてかっこいい(でっかくてかっこいい)7人が表紙のmg No.4、7周年を記念してかなり読み応えのあるインタビューが掲載されていました。

おそらく「あなたにとって音楽(歌うこと)とは何ですか?」という質問から始まっているインタビュー。

これから歌で頑張っていく、グループの決意表明ともとれるアルバムを引っ提げたアイドルに絶妙なタイミングでのこの質問。

音楽の入り口はダンスだったと語る照史君、ここ最近好きになれたと赤裸々に話す流星君に、最早聞くことさえ野暮、楽曲制作の具体的な話から始まる神山さん。メンバーによって全然違うのが印象的でした。

 

そこで小瀧さんは、こう答えています。

 

小さなころから、歌うことが大好きでした。

おかんの隣で寝ていたんですけど、寝る前に布団の上で僕が歌を歌って、おかんに点数をつけてもらう遊びをしていましたね。

「今のは何点やったな」って言われて「そっかあ!次頑張るぞ!」って密かに練習したり(笑)

 

もうガッシリ。ガッシリ掴まれてしまいました。

 

というのも私、アイドルが語る幼少期からの『好き』にメチャクチャ弱いんですね。

 

大人になってからの『好き』は『趣味』になってくると思うのですが、なかな100%純粋な感情を貫き続ける、というのは難しいものです。どうしてもそれだけで終われません。好きになったものは評価されてほしいし、できることなら自己実現に繋げたい。そこから渦巻く感情は必ずしもポジティブなものだけではない印象です。

 

一方で幼少期に芽生える『好き』の感情ってそこに何のしがらみも無いじゃないですか。シンプルに生まれ持った興奮と快感を得る回路だったり、経験値がまだ少ない故に浴びることができた衝撃と憧れだったり。そこに損得勘定ははっきり言ってないと思います。

だからこそ、その『好き』は振り返るときらきらしていて、当時抱えていた感情は尊いもので。

 

でも逆に言うと、弱みになりうる要素だったりもします。

ある種自分の聖域である『好き』はネガティブな(自覚)要素が少ない分自信をもって『私の一部です!』と言い切れる人が多いと思うのですが、さて、それを否定された時は…?それは自分自身の否定になります。

なんて脆くて、図々しくて、美しいのでしょう。

 

とまあ長々と持論を繰り広げてしまって申し訳ありません。

 

さて、こういった私の考えからすると、まず小瀧さんが『小さいころから歌うのが好きだった』という情報を、そしてお母さんとの思い出があったことを私たちに教えてくれた、それだけでもう胸がいっぱいになります。

これから歌で勝負するというのは彼が好きなものがより厳しい世界で評価されることを意味すると思います(極論ですが…)。

歌が嫌いになる、自分を否定されるような機会が増えるならば、そんなきらきらした弱みなんて隠してしまえばいいのに!と考えてしまう弱い私ですが、小瀧さんはそこに立って、スマートに『これが僕の宝物です』と両手いっぱいに広げてみせてくれるわけです。

 このエピソードをナチュラルボーンアイドルですよ、と言わんばかりの陽のオーラを纏ってお話する様子が想像できるのがもうたまらない!アイドルとして人前に立つための全てを備えて輝く様子に、憧れどころか劣等感さえ抱いてしまいます。

 

 

 

このインタビューのもう一面が重岡さんなのがまた…いい…ですよね。

彼は歌について、後ろ向きなスタートをこう語っています。

 

僕、歌に関しては基本的にコンプレックスから始まっているんです。

もともと人目を気にするタイプだったんで、"ああ、またヘタクソと思われてるんやないか"と思うと不安で。

最近、ようやく脂汗かかずに歌えるようになってきたんです(笑)。

 

評価されることに対する恐怖心を吐露する様子は、小瀧さんと逆の印象を受けます。

それが今、音楽と泥臭く向き合い、ソウルフルな一曲をグループにもたらしてくれる重岡さんの姿は、『ジャニーズWESTの魂そのもの』になっています。まさしく、彼の選んだ道がグループの進む道、といったところでしょうか。

どこまでも赤、ど真ん中が似合う男です。彼自身も『WESTのセンター、魂はオレだから』と言っているのが凄く印象に残っています。めちゃくちゃかっこいい。

そんな彼が作るWESTの楽曲を、小瀧さんが大好きだ、ファンだと言っているのがまあ~~~最高ですよね!音楽に対する印象が全く違う二人が交わる瞬間っていうんですかね…!

重岡さんの、ジャニーズWESTの魂が込められた曲を、小瀧さんがストレートに感情を乗せて歌い上げる。大好きな光景です。

 

 

 小瀧さんはメンバーの制作楽曲について、こう語ります。

 

神ちゃんが作った曲も収録されていますが、たとえメンバーが作ったものでも、良くないものだったら入っていないんです。

でも、神ちゃんやシゲには圧倒的なセンスがあるし、僕らのほかのどの曲ともかぶらないし、本当にいい曲なんですよ。

 

二人の作る曲の良さを語るのにこの言葉を選ぶセンスがなんかこう…彼の為人からして絶妙だな、といいますか…。

身内びいきじゃない、客観的に見ても、凄いんですよ。なんだか前のめりになってファンを本気で説得しようとする、そんな姿が目に浮かびます。(想像です)

正確な情報を淡々とレスポンスしているんだけれど、根本に『ジャニーズWESTが大好き』という熱い思いが言葉の端端から感じられる(というか零れている)所がたまらなく魅力的だなあと思います。生きてる人間だからこそ感じられる温度感、ここに生きてる人間を押す意味あり!と感じるんです。(実際2次ドルは逆のタイプが推しでした)

 

 

さらに彼は、

 

”自分ならどんな曲を作れるんやろ”って創作意欲が湧いてきた気がします。

今年25歳になる僕がどんな歌詞を書くんやろって自分でも思うし、青春時代を振り返るような歌詞も書いてみたいなと思っています。

 

とメンバーから刺激を受けて、『じゃあ自分がやってみたらどうなんだろう!』と前傾姿勢。めちゃくちゃ健やかで、前向きで、眩しすぎる。

Rainbow chaserでの小瀧さんパートも、mgでのこの言葉で印象がガラッと変わったくらい、印象的でした。というか踏まえてブログ書いたくらい。うまく表現できないので、Rainbow chaserの感想ブログの言葉を引用させてください…。

 

優しく注がれる神山さんの眼差しは小瀧君の真っすぐな目線に変わっていきます。

彼のこのパート、基本的にずっと目線は正面なんですよね。

いちどだけ、歌詞に合わせて差し込む光にむかって眩しそうにした後、光をたくわえた瞳がもう一度こちらに戻ってきます。

どんな仕事も真摯に、真正面から向きあってはグループに希望を運んでくる最年少の彼らしい、違和感のない自然な流れが美しくない訳がない。これがかつてジョン・メリックを腹の底に宿した男の『純粋さ』かと思うと胸を打つものがあります。

 

マジで小瀧さんが末っ子で誠実でWESTの希望である事実、噛みしめていきたい。

 

正直、ビジュアル、表現力に人間力…JWHDっていう企画が成立する程魅力的なメンバーに囲まれて、卑屈になるなっていう方が難しいと思うんですよ……。

そこからの這い上がり方が頼もしいアイドルもまた魅力的。最近の漫画だって『持たざるもの』が照らす側の人間として成り上がってくサクセスストーリーが多いですし…(左ききのエレン、面白かったです)

 

そのうえでどこまでも自分の可能性を信じて、真正面からぶつかっていく彼のスタイル、ビックリするくらいアイドルの王道を進む姿に衝撃を受けました。

 

そんなこんなで、小瀧さん、めちゃくちゃ魅力的だ……!となり目で追うようになった次第です。

やっぱり推しの好きなところについて話すのって、めちゃくちゃ楽しいですね。

かなり思想強めのブログでしたがここまで読んでくれた方、ありがとうございます…!

是非、皆さんの推しの印象的だったインタビューについてのお話も、聞かせてください…!

 

odaibako.net